あわしまマリンパーク

訪問日2024年1月27日
滞在時間開館〜閉館
訪問時の交通手段電車+バス
総評

Chill。

「水族館好きなんだ〜。いいよね、水族館。癒されるし。」
この記事に辿り着くような人間は、似たような言葉を100回は言われたことがあると思います。

ちょっと待ってほしい。
水族館で癒されるわけがないだろうと。
こちとら遊びで水族館に行っているんじゃないんだぞ、と。
そんな言葉をグッと堪えて、「そうですね〜」という無難な返しをし続けつつ、ふと思いました。

「あるなあ、癒される水族館。」

それがここ、あわしまマリンパークです。この大水槽前のベンチに座っているとあら不思議、1時間以上時が飛んでいるではありませんか。wryyyy...

さて、この記事を書いている今、あわしまマリンパークの入館料は大人一人3,000円です。
前提として伊豆エリアの観光施設の入館料は都心の同規模施設と比べ高い傾向にありますが、例えば新江ノ島水族館の入館料2,800円と比較しても「高いなあ」と思う方も多いと思います。

水族館の入館料の話をすると、大体どこからか「これだけ楽しい施設に入れるんだから実質無料!」とかいう意味のわからないことを言う人が現れますが、今回はそんな人のことは考えないものとします。

あわしまマリンパークは、無人島である淡島のなかにある水族館です。
というわけで、水族館に入館するためには、港から船で送ってもらう必要があります。そこで私は考えました。

入館料3,000円には往復の渡し船の運賃が含まれているから、入館料はもっと安いんだ。」

誰かに同じ理論で喋ってもいいですよ。

さて、水族館で暮らす生き物は、水槽のガラスに当たったり、他の魚と喧嘩したりしてどうしても傷がつきやすいものですが、あわしまマリンパークに展示されているお魚達は、揃いも揃ってみんなすごく「きれい」だと思っています。

ハナハゼのヒレがこれだけ全部綺麗なの、なかなかないですよ???
っていうか、ゼブラハゼみたいにアゴにトゲあるんだコイツ・・・。

飼育員さんといえば、ここあわしまマリンパークの展示には、非常に凝った解説がついています。
展示生物の捕り方だったり、展示生物に対する愛だったりするわけですが、読み応え抜群です。
個人的に水槽の周りにごちゃごちゃと装飾があるのはあまり好きな方ではないのですが、ここの解説は展示を邪魔しないと言うか、展示により引き込まれているような気がして面白かったです。(素人)

淡島の島内にはもう一つ、カエル館と言う建物があり、古今東西のカエルがたくさん展示されています。大半は隠れているので撮影は激ムズですが・・・。

水族館とカエル館と往復の渡し船で3,000円と考えれば、値段設定にも納得できるかも???

テーマパーク的な水族館が幅を利かせている今、あわしまマリンパークで「Chill」してみませんか。

ギャラリー

しれっと珍客が入ったりするので目が離せません。